2014年8月31日日曜日

8月ワークショップ「暗室体験&旨いもの企画」

昔の人は、一枚の写真にこんなに時間と手間と愛情を注いでいたのかと思うと、
実に頭の下がる思いである。
そして、デジタル制作の時代に生まれた僕らは、
もしかしたら大切なプロセスを失ってしまったのかもしれないけれど、
でもそれよりも、こうして写真が手軽に楽しめる時代になったことに改めて感謝する。

kenjiii

2014年8月28日木曜日

レオとチャオ


レオとチャオ, originally uploaded by hiha.

彼女がその猫を連れてやって来た。
「とてもおとなしくて可愛い猫ですから」と言ってケージから出すと一目散にサイドテーブルの下に隠れてしまった。
確かに可愛い顔をしているが、ちょっと神経質そうだ。
「まっ、直ぐに慣れるでしょう」
「何か問題があったら連絡ください」と言って彼女は帰っていた。

レオと名付けたその猫はサイドテーブルに隠れたまま出てこない。彼女が持って来た餌をあげても食べない。

一晩過ぎても何も食べない。どうやら知らない場所に連れてこられて、かなりショックなようだ。
どうしたもんかと思案していると、翌日、母が言い出した。
「これはきっと、兄弟から離されて、よほど辛いに違いない。
もう一匹も飼いましょう一匹飼うも二匹も飼うも変わらないから」
何と後期高齢者とは思えない力強い発言。
直ぐに彼女に電話してみると
「もう一匹の猫も病気になっちゃいまして・・・・」
やっぱり兄弟を引き裂かれてショックなのだろうか?
彼女は月曜の夕方に連れて行きますといって電話を切った。
再びケージを持って彼女はやって来た。
直ぐにケージを開くと兄弟の元へ走っていた。どうやら二匹とも安心したようだ。
「やっぱり一緒がいいんですね。おまえたち、ここで幸せに暮らすんだよ〜」と言って彼女は帰っていった。
チャオと名付けられたもう一匹もレオも嘘の様に餌を食べ出し、日に日に元気に暴れだすようになった。

しかし、こんなに仲の良い兄弟も見た事が無い。
一度、チャオが開いていてる窓から家の外に出てしまった。初めての庭でハシャギ回るチャオ。

これはまずいと捕まえようとするのだが、楽しくてしょうがないとチャオは簡単には捕まらないと走り回る。
すると家の中からレオが鳴き出した。普段は鳴かないレオがまるで
『行くな!行くなチャオ!!』と叫んでいるようだ。
お構いなしのチャオは木に登ったり、草むらに隠れたりしている。
何とかしなくてはと普段、連中のお気に入りのおもちゃで気をひいて、やっとこさ捕まえて家に中に入れた。
するとレオがチャオを怒る怒る。猫パンチや噛みついたりと、いかにも『チャオのバカ!!』と言っているようだ。
レオにとってはチャオがいなくては生き ていけないほどの愛しい兄弟なのだ。
どちらかといえば大らかなチャオも病気になるくらいなのだからレオが大事に違いないだろう。

こうして元気な二匹は後期高齢者の手を焼かせながら、我が家の新しい家族になった。

                                                           YN

レオとチャオ


レオとチャオ, originally uploaded by hiha.

親父が亡くなって暫く経ったので母も寂しいだろうと猫を飼おうと思い立った。
以前にも猫は飼っていたので初めてではないのだが、今まで動物を購入したことがない。
里親募集もあるだろうとインターネットで調べたら、猫の里親募集をしているNpo団体を見つけた。
最初は気が進まないと言っていた母も猫を実際に見てみると、あの仔猫が可愛いねと前向きになっていた。
Npo団体はネットから申し込んで下さいとのことだったので、フォーマットにそって書き込み申し込んだ。
が、しかしNpo団体から理由は言えませんがと前おきをして、
『今回の里親募集は見送りします』と返事が来た。
どうやら、母の年齢が問題だったようだ。いまだ元気な母 だが、年齢だけみると後期高齢者だ。
「幾ばくも無い年寄りには猫を飼ってはいけないというこか!!」
再チャレンジとばかり今度は近所の動物病院に行ってみた。

すると里親募集の張り紙があった。早速電話してみると、
「2匹子猫がいますが、1匹申し込みの人がいるので、その人が決まったら連絡します」
と親切にも家まで連れてきますからと、
とても感じがよかったので連絡を待つ事にした。
が、しかし1週間待っても連絡がない。あんなに親切そうだったのだらと2週間待ってから連絡をとってみた。
「あの里親募集でおねがいしたものですが・・・」
「・・・・・・」
「あの〜」
「すみません。忘れてました。もう猫はいません・・・」ど、どういうこと?我が家は猫を飼ってはいけないといことか?
「やっぱり後期高齢者に猫は飼えないってことかしらね・・・・」
「そんな馬鹿な話はないよ。もう一度行ってみよう」
改めて動物病院に行ってみると忘れ去られた張り紙の下に、ま新しい張り紙があった。
「こいつらは可愛いじやないか」
「そうね」
「よし電話してみようと」
相手は若い女性で野良猫を保護して里親募集したばかりだという。
今度こそ大丈夫だろう。
私たちは少し白っぽい方の猫を選び、彼女は金曜日に連れて行きますと言って電話は切れた。(つづく)
                                        Yn

グッバイサマー


グッバイサマー, originally uploaded by hiha.

肌寒い一日だった。
先週までは茹だるような暑さだったのに、

何だか夏がいきなり行ってしまったように雨が降っている。

今年は一度も海に入れないまま、夏は行ってしまう。
去年、江ノ島の海で青い空の下、波に揺られて夏を満喫したのに、
夏は行ってしまう。

グッバイサマー。
来年こそは海へ行こう。
                          YN

2014年8月23日土曜日

念願のセーラムへ


念願のセーラムへ, originally uploaded by hiha.

週末に車を出してもらえるということで、念願のセーラムへ。
ボストン市街地から車で1時間ほど。

魔女の街ということであったが、とにかくこの船を見たかったので、
ランチをして、これだけ見て、写真を撮って、退散!

ボストンから電車でも行けそうなので、
機会があれば、今度はじっくりまわりたい。

Kanako

Starbucksで朝食を


Starbucksで朝食を, originally uploaded by hiha.

土曜の朝。

ロケーションの良いホテルでの滞在だったので、
ホテルの朝食がなんとも高価!

これでは、自腹になってしまう・・・と、
ホテル内にあるレストランとスタバを横目に、
早朝の散歩をかねて外へ。

歩けど歩けど、土曜の朝の8時過ぎにあいているお店はなく、
結局たどり着いたのは、スタバ。

どの国にいっても(インド以外・・)スタバだから、
避けたかったけれども。

とはいえ、カップと袋に名前入りなのは、
アメリカ特有、かな・・?

Kanako

2014年8月15日金曜日

富士山だって・・


富士山だって・・, originally uploaded by hiha.

Kunitomoさんのマッターホルン・アイガーに対抗するわけじゃないですが、
日本の誇る霊峰富士。
(7月 大阪行きの飛行機から)

何を隠そう、僕はこの富士山麓に抱かれて幼少期を過ごしたのでありました。
一番古い視覚的記憶が、滑り台のてっぺんから見た夕陽に染まる富士山。
そして昨年、初登頂を目指し敢え無く断念したのが一番新しい記憶(T_T)

kenjiii

AGEHA!!


AGEHA!!, originally uploaded by hiha.

テーマ「アップアップ!」の写真を撮ろうと公園へ。
狙うはお食事中の昆虫たち。
後になって、三脚据えて待ち構える戦法にすればよかったと気付いたのですが、
知恵が回らず、飛び回る奴らを一日中追いかけ回してました。

一番きつかったのがトンボ、動き全く予測不能。。(T_T)
次がハチ、少しもジッとしてないけど何とか追える(^◇^;)
一番確実なのがチョウ(ノ´∀`)ノ、それでも随分苦労しました。
露出もシャッター速度もピントも全て手動!
そうして実に大量にボツ写真を量産したのでした。

でも、そのうち彼らの動きにも慣れてきて・・・波長が合ってきました。
アゲハチョウだけに。。。

kenjiii

私の冒険


私の冒険, originally uploaded by hiha.

冒険、と聞くと何かすごい危険が伴う、大層なことに聞こえます。
今回の旅行で改めて感じたこと。それは「冒険」はなにも特別なことじゃない、ということ。

世界を驚かす新発見はなくても、新しい土地で見ること感じること聞くことは私にとっては世界初。
こんな景色があるなんて、自分の目で見るまで知りませんでした。
seeがドイツ語で湖ということ。
日本と違ってスイスの山はお昼ぐらいが晴れのピークになること。
イタリアとフランスのコーヒーはエスプレッソだけど、スイスはいわゆるコーヒーなこと。
スーツを着ている人は山にはいないこと。

この夏の私の冒険。

次はどこにいこう。
皆様、冒険、してますか?

Yoko Kunitomo

絶対無理!


絶対無理!, originally uploaded by hiha.

無理、無理、無理!
絶対、無理!

山好きなのに高所恐怖症。
泣きながら渡った、思い出(?)の吊り橋です。
針金と板でできてます。定員4名です。下は崖です。

Yoko Kunitomo

The road goes..


The road goes.., originally uploaded by hiha.

見上げればEiger。眼下にはグリンデルバルトの村。。

あー、ずっと歩いていたい!
Eigerの直下を歩くEiger Trailにて。

Yoko Kunitomo

2014年8月14日木曜日

Eiger


Eiger, originally uploaded by hiha.

Eigerという山をご存知でしょうか。
スイス中央部、グリンデルバルトの村にそびえる標高3,970mの山です。

Eigerで特に有名なのは北壁。写真で見ると向かって右手の方向です。

Eigerの北壁は山岳史に数々のエピソードを残しています。
あまり知られていませんがEigerの北壁の初登頂を果たした人物こそ、
映画「Seven years in Tibet」の主人公、ハインリッヒ・ハラーです。

人を寄せ付けない急峻な山を見上げると、
登山がまだスポーツではなく、未知への挑戦だった時代への思いがめぐります。

−映画:アイガー北壁
www.youtube.com/watch?v=ZJlE4Qa6dl0

−映画:Seven Years inTibet
www.youtube.com/watch?v=l_IGypkra3E

Yoko Kunitomo

Feeling like I'm in far above the sky !!

今年の夏休みはスイス、ツェルマットへ。
ツェルマットはあのマッターホルンの麓の小さな町です。

初めてのヨーロッパの山。
目の前に広がる4000m級の山々。

谷に立ちこめた霧の上を歩いていると本当に別世界にいるような気分になります。
Europawegよりマッターホルンを眺めて。

Yoko Kunitomo

2014年8月6日水曜日

暑中お見舞い、申し上げます。

暑中お見舞い、申し上げます。

子供の頃、夏は特別な時間だった。
学校にも行かなくてイイし、キャンプに行ったり、
祭りがあったりとプールで泳いだりと
真っ黒になるまで太陽は友だちだった。

いつからだろうか、夏は暑いだけの期間だと感じる様になったのは、
夏は特別な季節だと思い出すために、
海か山へ行って花火を見て、水瓜を食べよう。

暑い日が続きますが、どうぞご自愛下さい。 

                                                   YN