2011年9月26日月曜日

博物館へ向かう道


博物館へ向かう道, originally uploaded by hiha.

美術展に向かう途中、この女性にとても惹きつけられました。
ちょっぴりレトロなさくらんぼ柄のワンピースに、さくらんぼと同じ赤色のバッグと靴。
日傘の下はさらさらのストレートヘア。
雲ひとつない青空の下、白亜の洋館の前を歩く姿は古き良き「お嬢様」。

仏像さん達も彼女に会えて嬉しかったかも?
私も次回はお洒落して行こう。

mariko

台風の翌朝


台風の翌朝, originally uploaded by hiha.

台風が首都圏を通過した翌朝。
東の空には小魚のような雲が戯れていました。

空気はひんやり。
数日前までかろうじて聞こえていたツクツクホーシの歌声はなく、
代わりに秋の虫達によるコンサート。

こうして少しずつ薄い膜をめくって行くように
季節が移り行くのでしょう。

mariko

2011年9月25日日曜日

収穫時


収穫時, originally uploaded by hiha.

姨捨の棚田も収穫時を迎えた。
黄金色の稲穂が垂れ下がり、
秋を彩る。
色々あった春夏だったが、
ようやく季節は変わりつつある。

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S.Shibuya
www.flickr.com/photos/ukkari8b/

2011年9月21日水曜日

古戦場の花


古戦場の花, originally uploaded by hiha.

中学生の時に好きな四文字熟語を書きなさい、
と言われ「風林火山」と書いた自分。

意味をどこまで知ってたのか定かじゃないけれども、
間違いなく知らなかったのは、その武田信玄と上杉謙信が
激突した川中島には、こんな空気が流れ、光に照らされていたこと。

最近、感じたことのない静けさの中で
映る景色は、どこか影が濃いような気がしました。

hiha

9月のひまわり畑


9月のひまわり畑, originally uploaded by hiha.

ひと月遅れの夏休みになった長野小旅行。
まだ夏はここにいるよと9月のひまわり畑。
セシウムを吸収すると期待されたひまわりだったが、
残念ながら農林省が効果無しと発表した。

それでも、ひまわりのように。
明日の太陽にに向かって大輪の花を咲かせよう。

                           YN

夕暮れて松代


夕暮れて松代, originally uploaded by hiha.

松代は田園と真田の城下町としての気品がいいバランスの町だった。
人家の向こうに暮れてゆく空を見ながら、こんな所の縁側で
焼きトウモロコシでも食べながら過ごす贅沢もいいと
思った旅の終わりでした。

                                       YN

朝霧が渡る時


朝霧が渡る時, originally uploaded by hiha.

アルコールが抜けぬまま車に揺られたどり着いた鏡池。
少しづつ明けてゆく山間に朝霧が渡ってゆく。
五感が洗われる。
人間は時々こうして人間が作れないものを見ないと
自分のサイズが計れなくなる。と、そう思った。
                             YN

2011年9月20日火曜日

旅の終着駅。


旅の終着駅。, originally uploaded by hiha.

楽しかった時は、あっという間に過ぎて、
気がついたら、旅の終着駅。

松代駅は、来年3月に廃線になるそうで、
図らずも、旅への想いと同調する。

写真に刻んだ一瞬一瞬は、半永遠で、
例え記憶が薄れても、思い出させてくれるだろう。

kanako

2011年9月18日日曜日

牛に引かれて善光寺参り


牛に引かれて善光寺参り, originally uploaded by hiha.

自分の意思ではなく導かれてどこかに行き着いたり、
知らぬ間に良い結果にたどりついたりすることを、
今昔物語集の説話になぞらえて、
「牛に引かれて善光寺参り」
と言います。

今週末は401ワークショップメンバーで
長野へ写真を撮りに来ました。

スーパーツアーコンダクターS氏のおかげで、
信州蕎麦、小布施、篠ノ井線姨捨駅、棚田、
戸隠、鏡池、川中島古戦場、松代温泉…。

まさに牛に引かれて善光寺参りでございました。
(文字通り善光寺にもちゃんと行ってまいりました)

『春風や牛に引かれて善光寺』 一茶

『秋風やS氏に引かれて善光寺 』

A. Saeki

2011年9月17日土曜日

大人の隠れ家と異次元の世界

とある方に連れて行っていただいた、神保町の、とあるサロン。
ドアを開けると、そこには落ち着いた雰囲気の「大人の隠れ家」が。
一方、同じお店であるその下の階は、
SF映画の舞台にでも登場しそうな、怪しい青い光で包まれた全く雰囲気の異なるこのフロア。
ここで夜な夜な繰り広げられるのは・・・
異次元の世界に迷い込んだようでした。

増井

2011年9月6日火曜日

最後の花火


最後の花火, originally uploaded by hiha.

地元の遊園地では夏の間、週末に花火大会を開催する。                
夕飯頃になると花火の音が聞こえて来ては、急いで近所の見晴らしの良い所まで
出かけて花火を楽しんだ。子供の頃からの夏の記憶だ。
その花火大会も9月の第一週の土日で終わる。
今年はなぜか花火を見る機会が無かったので、一度くらいはと出かけた。
大きな音を響かせた数秒後、夜空に菊や牡丹を咲かせて、そして散る。

最後の花火とともに夏は行ってしまった。                                                                YN 
   

2011年9月4日日曜日

狐の嫁入り。


狐の嫁入り。, originally uploaded by hiha.

天気雨が降ると、そろそろ季節の変わり目かなと思う。

日本の夏は、暑くて蒸し暑くて。

ただそこにしかない楽しみや思い出も勿論あって。

そんなものを大切にしながら、季節の移り目を楽しもう。

kanako